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石川敬子フラメンコ教室

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思考の向こう側

思考の向こう側

石川敬子フラメンコ教室、舞踊科主任講師の棚原美和(アンディーナ)です♪

数年前に大ブレイクしたお笑い芸人"麒麟"の田村裕さん著書の自叙伝『ホームレス中学生』はご存知でしょうか?

出版された頃に誰かが貸してくれて読んだのですが、その中に【味の向こう側】というのが出てきます。

本を読んだことない方のために、簡単にポチっとより説明(^^)

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

彼は貧乏な生い立ちで、公園の遊具に住んだり、雑草の天ぷらを作って食ったりと様々な苦労をしてきたというのだが、そんななか、「味の向こう側」というものを発見したという。

たとえば、白米は

「よく噛めば甘みが出てくる」というが、

「噛んでいると甘みが出て、さらに噛んでいると"無味"になり、

さらに噛んでいると、"新しい味"が出てくる。それが【味の向こう側】」というのが彼の説だ。

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

これを読んだときは衝撃的で、

私も【味の向こう側】に行ってみたーい(*≧∀≦*)と思いながら………

何せ早食いのアンディーナですので、未だに試せていません(._.)(._.)(._.)

さて、タイトルの『思考の向こう側』は
もちろん"味の向こう側"からパクったネーミングです(^_^)v

"思考の向こう側"を最初に体験したのは、石川先生が他界した後の、第11回生徒発表会の群舞の立ち位置を考えていた時です。

中々いいものが出て来ず、もうこれでええかーとも思ったのですが、元来サプライズ好きの性質なので、「つまらない、無難な、同じような」ものが大嫌いな私、

そこで石川先生が常々仰っていた私の胸に一番突き刺さっている言葉

『出来るまでやればいいのよ』

というのが、頭によぎったのです。

そっかー、

【いい案が出てくるまで考えたらええ】んや!!!w(゜o゜)w

と思い直し、考えて考えて考え抜いた時
、味の向こう側と同じように頭の中が「無」の状態に一瞬なりました。もう考えても何も出てこーへん状態です。

そこから更に、今までの経験やら色んなストックされている情報、感覚を頭の隅から掻き出すイメージで思考を続けたのです。

そしたら、ホンマに「向こう側」に行く感じになり、目の前が急に開けた感じになり、ブワーッと立ち位置が出てきたんです♪♪♪

オーーー\(゜ロ\)(/ロ゜)/

ほんまに出てきた!!!

最初に思考の向こう側へ行った時の感覚は今でもハッキリ覚えています。

それからは、"案が出てこない"とか、"考えても分かりません"、"思いつきません"というのは全て自分で思い込んでいる事なんやと認識しました。

生徒さんや、舞台を観に来てくださるお客様から

「次から次に色々とよう思い付きますよねー」と言われるのですが、

『思考の向こう側』を繰り返していると"思考の履歴"?みたいなんが蓄積され、それが創造の泉となり、そこから必要な時に必要なピースが現れ、ジグゾーパズルのように完成していく感じなのです。

さてさて、『思考の向こう側』へ行くには当然 "思考"しないと行けませんが、

それには【スタミナ】が要ります。
【思考のスタミナ】です!

アンディーナが母親に感謝している事の1つがこれです(^^)/

子どもの頃から、"勉強しなさい"とは一切言われなかったのですが、「頭を使いなさい、工夫しなさい」と散々言われて育ちました。

その背景には貧乏だったから(^-^)v

何でも買ってなんてくれないし、"無い"からと諦めるのではなく "有るもので代用する" という、日常生活で「考えるクセ」が身に付きました。

その上、空想する事が子どもの頃から大好きだったので、【思考のスタミナ】は自然と蓄積されたのだと思います!

さて、現代の日本はとっても便利なモノに溢れています。豊かです。ですが、人間の脳は退化していってる気が…

未来はどんな世界になっているのか想像つきませんが、今の世の中は人間社会からロボット社会への過渡期なんやろうなーと思うのです。

ロボット社会になった頃私は生きているか分かりませんが、【最後の人間的な人間】みたいなんを目指すべく、日々思考を巡らします(^^)

ごきげんよう♪

※写真は、『考える人』が閃いた瞬間(*^^*)
思考の向こう側に行ったんでしょう(笑)

2016年 10月 14日


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