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教室ブログ
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フラメンコの源流 リカルド編
石川敬子フラメンコ教室、舞踊科主任講師の棚原美和(アンディーナ)です♪
さて、昨日は『セビジャーナス』のお話をしましたが、実は当教室の発表会やライブ等でよく歌っている、ファルセータもカッコいい ♪Ponte traje blanco~♪のセビジャーナスなんですが………
アンディーナのソロライブで20年振りに来日するギタリスト、リカルド・デ・ラ・ファナ(本名リカルド・ゴメス)が弾き語りで歌ってはったセビジャーナスなんです。
当時それを聴いた田中先生が、リカルドから教えてもらい、それ以来ずっと歌い続けているんです。
だから20年以上歌い続けてる事になります(^^)
さて、アンディーナのソロライブでゲストアーティストとして来日するギタリストとカンタオールのお2人は石川先生、田中先生と縁が深く、私のフラメンコの「源流」と言ってたお話ですが…
まずは、ギターのリカルドは大昔、神戸元町の老舗タブラオロスヒターノスにレギュラー出演されていて、当時石川先生の実家にホームステイをしていた時期もあるぐらい教室とは密な関係。
そして、現在教室のファミリアであるギタリストのトゥデーラよりも古いお付き合いなんです。
私が初めてリカルドに出会ったのは、1996年の秋、今から21年前になります。
石川先生のリサイタルにゲストアーティストとして来日されました。
私もグルーポペパ(舞踊団)として初めて共演させて頂いたのですが、リカルドの印象は、スペイン人にしては、大人しく、シャイ。身体は大きく、優しい人柄でしたので、イメージは「くまのプーさん」でした。
ところがフラメンコが始まると、ギターは弾くわ、歌うわの、めっちゃカッコイイヒターノになるんです。
551の蓬来の「ある時ーと無い時ー」ぐらい別人になるリカルドでした。
その頃は全くスペイン語なんて単語も殆ど知らなかったのに、「フラメンコ」を通じてだからか、不思議と意志疎通が出来ていました。
今振り返るとリカルドは、私の人生で初めて長い時間接した最初のスペイン人です(°▽°)
そうかー、初めてやったからなのか………
リカルド自身もですが、
【リカルドのフラメンコ】が実に強烈に、印象に残っているんですよね。
翌年1997年 秋
教室の「生徒発表会」、石川先生の「リサイタル」と続いていまして、両方のゲストアーティストとして、リカルドが再来日しました。
そして、石川先生のリサイタルでは、カンタオールにファン・ホセ・アマドールもゲストとして迎えました。
この時のリサイタルはしっかりと、私の身体の奥深くに記憶されています。
特に、石川先生が踊られた【タラント】
それは………
言葉では言い表せない、本当に素晴らしすぎる音楽と、ファンホセの神の声、
そして、石川先生の力強い、けれどエレガンテな神々しい踊り。
正に、【幻のタラント】でした。
音楽はリカルドがコーディネートしたそうで、彼はヒターノですが、音楽のセンスがレイパサウンドにぴったりなんです!
お洒落ー!!な音使いなのに…
ガツーんとフラメンコなんです♪♪♪
リカルドは、このリサイタル以来、日本には来られていないので、20年ぶりの来日となるわけです(^^)(^^)(^^)
さて、私のソロライブでは、当教室で歌い続けてきた『セビジャーナス』を元祖リカルドに弾き語りをしてもらおうと思っています。
そして、私も"フラメンコ"なセビジャーナス。Sevillanas de gitanaを踊るつもり(^^)v
そして、あの強烈に印象に残っている【タラント】も「リカルド&レイパ」サウンドで踊ります(^_^)v
衣装を着ている今日の写真の石川先生、
これが、1997年の【幻のタラント】の時の写真なんですが、この衣装にも歴史がありまして、この衣装は元々石川先生の師匠のカルメリージャ・モントージャ先生の衣装。
石川先生に渡り、現在は私がこの衣装を引き継いでますので、この衣装で【タラント】を踊ります。
源流であるリカルドと、20年その源流を邁進し続けてきたアレグレ。
20年の時を経ての2人の織り成すサウンドにアンディーナがどう絡むのか………
超ご期待ください\(^-^)/\(^-^)/\(^-^)/
ごきげんよう♪
*写真のバック左の写っているギタリストが、1997年当時のリカルドです(^^)
2017年 8 月 9日
石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜
(石川敬子フラメンコ教室) 2017年8月 9日 15:03