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石川敬子フラメンコ教室

〒575-0004
大阪府四条畷市岡山232-6
忍ヶ丘教室 スタジオ・ペパ(本部)

【TEL】072-877-6664

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フラメンコの源流 リカルド編

フラメンコの源流 リカルド編

石川敬子フラメンコ教室、舞踊科主任講師の棚原美和(アンディーナ)です♪

さて、昨日は『セビジャーナス』のお話をしましたが、実は当教室の発表会やライブ等でよく歌っている、ファルセータもカッコいい ♪Ponte traje blanco~♪のセビジャーナスなんですが………

アンディーナのソロライブで20年振りに来日するギタリスト、リカルド・デ・ラ・ファナ(本名リカルド・ゴメス)が弾き語りで歌ってはったセビジャーナスなんです。

当時それを聴いた田中先生が、リカルドから教えてもらい、それ以来ずっと歌い続けているんです。

だから20年以上歌い続けてる事になります(^^)

さて、アンディーナのソロライブでゲストアーティストとして来日するギタリストとカンタオールのお2人は石川先生、田中先生と縁が深く、私のフラメンコの「源流」と言ってたお話ですが…

まずは、ギターのリカルドは大昔、神戸元町の老舗タブラオロスヒターノスにレギュラー出演されていて、当時石川先生の実家にホームステイをしていた時期もあるぐらい教室とは密な関係。

そして、現在教室のファミリアであるギタリストのトゥデーラよりも古いお付き合いなんです。

私が初めてリカルドに出会ったのは、1996年の秋、今から21年前になります。

石川先生のリサイタルにゲストアーティストとして来日されました。

私もグルーポペパ(舞踊団)として初めて共演させて頂いたのですが、リカルドの印象は、スペイン人にしては、大人しく、シャイ。身体は大きく、優しい人柄でしたので、イメージは「くまのプーさん」でした。

ところがフラメンコが始まると、ギターは弾くわ、歌うわの、めっちゃカッコイイヒターノになるんです。

551の蓬来の「ある時ーと無い時ー」ぐらい別人になるリカルドでした。

その頃は全くスペイン語なんて単語も殆ど知らなかったのに、「フラメンコ」を通じてだからか、不思議と意志疎通が出来ていました。

今振り返るとリカルドは、私の人生で初めて長い時間接した最初のスペイン人です(°▽°)

そうかー、初めてやったからなのか………

リカルド自身もですが、
【リカルドのフラメンコ】が実に強烈に、印象に残っているんですよね。

翌年1997年 秋

教室の「生徒発表会」、石川先生の「リサイタル」と続いていまして、両方のゲストアーティストとして、リカルドが再来日しました。

そして、石川先生のリサイタルでは、カンタオールにファン・ホセ・アマドールもゲストとして迎えました。

この時のリサイタルはしっかりと、私の身体の奥深くに記憶されています。

特に、石川先生が踊られた【タラント】

それは………

言葉では言い表せない、本当に素晴らしすぎる音楽と、ファンホセの神の声、

そして、石川先生の力強い、けれどエレガンテな神々しい踊り。

正に、【幻のタラント】でした。

音楽はリカルドがコーディネートしたそうで、彼はヒターノですが、音楽のセンスがレイパサウンドにぴったりなんです!

お洒落ー!!な音使いなのに…

ガツーんとフラメンコなんです♪♪♪

リカルドは、このリサイタル以来、日本には来られていないので、20年ぶりの来日となるわけです(^^)(^^)(^^)

さて、私のソロライブでは、当教室で歌い続けてきた『セビジャーナス』を元祖リカルドに弾き語りをしてもらおうと思っています。

そして、私も"フラメンコ"なセビジャーナス。Sevillanas de gitanaを踊るつもり(^^)v

そして、あの強烈に印象に残っている【タラント】も「リカルド&レイパ」サウンドで踊ります(^_^)v

衣装を着ている今日の写真の石川先生、
これが、1997年の【幻のタラント】の時の写真なんですが、この衣装にも歴史がありまして、この衣装は元々石川先生の師匠のカルメリージャ・モントージャ先生の衣装。

石川先生に渡り、現在は私がこの衣装を引き継いでますので、この衣装で【タラント】を踊ります。

源流であるリカルドと、20年その源流を邁進し続けてきたアレグレ。

20年の時を経ての2人の織り成すサウンドにアンディーナがどう絡むのか………

超ご期待ください\(^-^)/\(^-^)/\(^-^)/

ごきげんよう♪

*写真のバック左の写っているギタリストが、1997年当時のリカルドです(^^)

2017年  8 月 9日
石川敬子フラメンコ教室
大阪/岐阜










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