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ヘレン・ケラーの''Water''

ヘレン・ケラーの''Water''

こんばんは!アンディーナです。

さて皆様、(→浜村淳風にお願いします(*^^*)) 世界的著名人の奇跡の人『ヘレン・ケラー』の伝記を1度は読んだ事あると思います……………

見る、聞く、話すという三重苦の障害を持ちながら、世界各地を歴訪し、障がい者の教育・福祉に尽くした方です。

子供時代の私の家にはどこからもらってきたのか、お古の日本神話(絵本)や世界の伝記物の本(小学生向け)がたくさんあり、その中でもお気に入りがヘレンケラーでした。

家に登場した時から既にボロっていたのですが、雨の日は外に遊びに行けない(木登りが出来ない(°▽°))ので、家の中での遊びはもっぱら妹、弟達と[小丸1][小丸1]ゴッコ遊びか、読書だったのです。読書の時は必ずヘレンケラーは読んでいましたので、本当にボロボロになり、ページが外れてもセロテープを張り付けて何度も読んでいました。

その中で特に大好きな名場面が、あの有名な""Water(ウォーター)'''' 実際の水を浴びながら、ヘレンが【ウォ、ウォ、ウォーターーーーーーーーーーー】というくだりです。

頭で反芻していた「コトバ」が、五感で、身体全身で、『言葉』と初めて理解し、それがきっかけで色んな言葉のシャワーがヘレンにふりそそぐのですが…………

この、【ウォ、ウォ、ウォーターーーー】って、私の感覚では、腑に落ちるより、もっとキョーレツで、身体の底?身体の芯?何というか、表面じゃなく、もっと内側から全身の毛穴が開いて、納得!!!!!!!というか………脳が覚醒した感じ(^^)/【ウォーターーーーーー♪♪♪】なんです。

で、何故この話をしたかというと、日本人にとってフラメンコで最初につまずくのはコンパスだと思います。コンパスの細かい説明は省略します。大雑把に言うとリズムです。
そして、つまずいてしまう大きな原因は頭で考えている、頭で理解しようとしているからなのです。

私はフラメンコを始めたころ2拍子とか3拍子の事も意味わからなく ???? な感じでした。今から当時を思い出すと、どうやって振りを覚えていたのか不思議です。石川先生はカウントを一切せずのレッスンでしたし、私も数を数える意味も、数え方もわからなかったのです。(かえってそれが良かったのですが……)
因みに当教室では今も一切カウントをしてのレッスンはしていません((o(^∇^)o))

そんな様子だった私が、わけがわからないままフラメンコを続けて2年程経った時に教室で初のスペインツアーがありました。石川先生がビエナルの時期に1ヶ月セビージャで滞在するからという事で、その期間中に生徒が入れ代わり、立ち代わり3グループに分かれて先発隊、中発隊、後発隊とスペインへ行ったのです。

私の生まれて初めてのスペイン。

その初スペインで、実はカルメリージャ先生の個人レッスンを受けるというラッキー過ぎる、いや、あまりにも無謀なチャンスを頂いたのです。受けたのは「ブレリア」でした。「ブレリア」って何ですか?というぐらいの、あまりにも初心者だった私。

1時間のレッスン内容は『パソ・デ・ブレリア』のみ!!!!それもオーソドックスなパソでブラソもつけれない!下半身のみ!!!!

一応石川先生は通訳で入って下さいましたが、わからなくてもアドバイスを下さるわけでなく、延々とそのパソをしたのですが、どないなってるのか全くわからない(。>д<)(。>д<)(。>д<)

右足が、左足が………とかをイチイチ整理も追いつかないまま……気持ちは焦るばかり!!!!

正にヘレン(私)とサリバン先生(カルメリージャ)の図でした。

カルメリージャ先生は「Escucha!Escucha!(聞いて、聞いて!)」と何度も連発するのです。

私の心の中は「聞いてるけど、わっからーーーん!!!」という状態。

延々とずーーーっとパソを繰り返していくうちに、多分考える事に頭が疲れてきたのでしょうか…………もうろうとしてきた時、開き直って、頭を空にして聞きました。

そうしたら…………だんだん聞こえてきたのです。いや、聴こえてきたのです!!!
ベースのリズムに入っているパソ・デ・ブレリアのリズムが!!!!!!!!!!

そして、ハッキリと聴こえた時に
フラメンコで
【ウォ、ウォ、ウォーターーーーーーー】となったのです(T0T)(T0T)(T0T)(T0T)(T0T)

聴こえたのはレッスン時間残り10分のタイミングでした。今でもハッキリとあの時の感覚を覚えています!

今思えばカルメリージャ先生もスゴいのですが、レッスンをずっと見守ってくれていた石川先生に脱帽です。

私の初のカルメリージャ先生の1時間の個人レッスンは『パソ・デ・ブレリア』のみだったのですが、私がフラメンコを始めてから初めて''フラメンコ''が聴こえた瞬間でした。あの時の【ウォーター】を皮切りに、コンパスというものが聴こえ出し、理解していったのです。

フラメンコの【プチウォーター】はその後も何度も経験しているのですが、あの時のような【特大ウォーター】は、石川先生が他界されて数年経ってから、サリバン先生であるカルメリージャ先生によって再び訪れました。2回目の【特大ウォーター】話は又の機会に出てくるかもしれません………

という事で、いずれ【ウォ、ウォ、ウォーターーーーー】がやって来ます!が、聴こうとする事が大事なので、わけを分かろうとせずに頭を空にして聴いてみて下さいね♪そしたら、いつか、きっと!!!訪れます((o(^∇^)o))

【ウォーター】にとても似てるのが【感動】です。普段から【感動】体質になるのもフラメンコを体得するにはオススメです♪♪♪

そして、【感動体質】はハッピーオーラを育みます\(^o^)/

アンディーナはいつも周りから「ほんま幸せそうやな(^_^)v」と言われてる、自他共に認める【感動体質】なのであります(^^)/

※写真はヘレンケラーの生家の井戸のポンプで、正にヘレンが【ウォーター】と叫んだ場所だそうです。








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