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人生初の歌舞伎観賞 その2
石川敬子フラメンコ教室、舞踊科主任講師の棚原美和(アンディーナ)です♪
のっけから、( ゜o゜)
歌舞伎でこんなん使うの???に驚き、
緞帳が上がりました。
そして、出演者の出で立ちに???現代劇?という違和感(歌舞伎を観たことないのに、自分勝手な歌舞伎へのイメージとのギャップです)を抱きながら始まりました。
あ、(^^)
安心してください!
これから『スーパー歌舞伎Ⅱ×ワンピース』を観ようと思っていて、まだご覧になっていない方の為に内容は詳しく語りませんので\(^o^)/
3幕あったのですが、正直1幕目は葛藤しながら観てたように思います。
"歌舞伎"に関して全く無知なのに予備知識無しで観に行ったにも関わらず、どの辺りが「歌舞伎」なのか?というのを探しながら観ていました。
ですが、そんな中で気付いた一番のビックリ!!!!
が、歌舞伎特有の音、あの「カンカンカンカン………」ていう音が【生】の音やったという事。。。
そして、演者に合わせて打ち鳴らしているΣ(゜Д゜)
上手の前の端で1人の男性が客席に対して横向きに、演者が見える方に向いて座って(正座みたいに)四角い棒みたいなのを板?に打って音を出しているのです!!!
見終わってから調べたのですが、
四角い棒は、【拍子木】と呼ばれているものでした。
はい。ここで、ポチっとの登場です(^^)
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拍子木(ひょうしぎ)とは、
「拍子」を取るための木の音具。
柝(き)。
手に持って打ち合わせると、チョン、チョンと高い澄んだ音が出る。日本では古来様々な用途に用いられてきた。
紫檀、黒檀、花梨、 樫、など固い 木材を細長い四角の棒状に切り、2本1組にして紐で男結びにしてつなぐ。
紐は長めで、使わないときは自分の首にかけてぶら下げておくことができる。
紐を結ばない「かまぼこ型拍子木」もある。
2本組であることが基本で、数え方の単位は「組」「対」である。
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相撲、紙芝居、火の用心などでも使われているアレでした(°▽°)
更にポチっと!!!
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歌舞伎の演出では『柝』を用いる事があり、芝居の開始時の合図として打ったり幕切れで打ったりし、これらの時には2本を打ち合わせる。
また役者の足取りに合わせて打たれたる等、動作や物音を強調する為にも用いられ(【ツケ】という)
この場合には床に置いた板(ツケ板)に打ちつける。
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私が見たのは【ツケ】って言うのか(*^^*)
では、【ツケ】をポチっとねー♪
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「ツケ」は、舞台の上手(向かって右)に置かれた樫の板を拍子木で叩き、
役者の演技に【効果音】を付けるものです。
芝居のクライマックスで、役者が見得を切るときに聞こえる「バタバタバタ...」という音が「ツケ」です。
この音があるとないとでは芝居の雰囲気がまったく変わってしまいますし、迫力もちがいます。
他にも、役者が舞台進行上重要な品物を懐から落としたり、
下駄の鼻緒が切れたりというときにも「ツケ」で音を加えます。
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まさしく!!!!!!
【効果音】でした。
音楽はもちろん流れていますが、舞台の゛生音゛は、演者の声(セリフ)と、このツケのみ。
舞台の臨場感と迫力は【ツケ】が握っていると感じたのです!!!!
まるで、フラメンコみたいや( ゜o゜)と思いました。
演者の息吹、そして舞台全体の空気を感じながら合わせてるんやけど、後追いではなく、゛一緒に゛、゛一体゛となって打っている!!(゜ロ゜ノ)ノ
それが、客席へ波動みたいに、身体の芯に伝わるというか、入ってくるんです!!
めっちゃめちゃカッコイイ(///ω///)♪
(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)(*≧∀≦*)
その音色1つでシーン(場面)が変わるのも感じるし、演者の動きに彩りが出るし!
………とにかくホンマにスゴいんです!!!
という事で、
1幕目は、【ツケ】の効果音を楽しみながら観ていたら、アッという間に終わったのです。
2幕目も楽しみーーー♪
さ、お弁当を取りにロビーへ行かないとー(*^^*)
つづく
※因みに昨日の゛特製ワンピース緞帳゛の写真は、お弁当を取りに行く時の休憩時間に撮影したもの。
※今日の写真は、
【観客と歌舞伎をつなぐ音】~ツケ打~
ごきげんよう♪
2016年 3月 16日
(石川敬子フラメンコ教室) 2016年3月16日 18:03